エンゲージリングのカラット数について
エンゲージリングの価値はダイヤモンドの大きさや値段だけで決まるものではありません。
あくまでもエンゲージリングを贈ろうとする気持ちや、選ぶためにかけた手間などがリングの価値となるのです。
どんなに良い品でもてきとうに選べば、パートナーは喜びにくくなってしまいます。
しかし、そうは言っても相場や平均が気になってしまうのが人のサガというものでしょう。
そこでエンゲージリングに使われるダイヤモンドについて、その平均カラット数などを紹介します。
これが絶対的な基準ではありませんが、1つの参考として役立ててください。
そもそもカラットとは
ダイヤモンドを始めとする宝石の価値を表す単位の1つが「カラット(Ct)」です。
しばしば宝石の大きさを表すものと勘違いされてしまいがちですが、そうではありません。
カラットが意味しているのは宝石の質量で、1カラットは宝石0.2gを表します。
カラットが大きさと誤解されがちなのは、サイズが大きい宝石ほど質量も大きくなることが原因です。
エンゲージリングの平均的なカラット数
エンゲージリングの平均的なカラット数は0.2カラットから0.4カラットです。
宝石を上から見た時の大きさとしては約4.0mmとなります。
このサイズのリングは広く普及しているため様々なデザインを選びやすく、また存在感をたもちつつも邪魔にならない大きさであることから強く支持されているようです。
値段は20万円から40万円程度。
高くはありますが手の届かない金額ではありません。
たしかに大きなダイヤモンドは高級感を演出してくれるかもしれませんが、常日ごろから装着するリングには向いていません。
パートナーが装着するリングなのですから、パートナーの都合をしっかりと考えて贈りましょう。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。