エンゲージリングをオーダーメイドするシステムとは
大切な2人の門出を祝うエンゲージリングだからこそ、この世に2つとないリングをオーダーメイドで作りたいと考えている方もいるでしょう。
事実そういった需要は意外と多く、オーダーメイドサービスを行っている店や、中にはオーダーメイドを専門としている店も少なくありません。
しかし普通のリング選びと比べて決めることが複雑で、さらにバリエーションも豊富で悩んでしまうのがオーダーメイド。
リング選びはただでさえ悩ましいものですから、オーダーメイドともなればその難しさは大変なものでしょう。
そのような悩みを抱えている方に向けて、オーダーメイドのシステムなどについて紹介します。
リングのオーダーメイドについて
リングのオーダーメイドで決められる内容は店によって様々ですが、多くの店で共通している部分を紹介します。
まず、オーダーメイドで作成可能なリングの定番はダイヤモンドリングです。
他の宝石に対応している店もありますが、ダイヤのみの対応ととなる店も少なくありません。
ダイヤモンドのオーダーメイドで決めること
ダイヤモンドリングをオーダーする場合、決めるのは「ダイヤの重さ」「色合い」「透明度」「輝き」です。
「重さ(カラット)」は0,2から0.7カラットの間から選ぶのが一般的。
「色(カラー)」はアルファベットで表され「D」が一番評価の高い無色となり、そこから「Z」に近づくほど黄色いカラーになります。
「透明度(クラリティ)」は不純物の少なさを示す等級で、一番高い「FL」は「10倍まで拡大してチェックしても傷がない」ことを意味します。
そこから「IF」「VVS」「VS」「SI」「I」と評価が下がっていく形です。
「輝き(カット)」はダイヤモンドの形と切り方から決められたダイヤの美しさを表します。
「3EX H&C」「H&C EX」「EX」から選ぶことができ、最も高い「3EX H&C(トリプルエクセレント ハートアンドキューピッド)」はダイヤの形とカットの方法の両方において極めてすぐれたものです。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。