ダイヤモンドを持ち込んでのリング作成
エンゲージリングを贈るときに、すでに持っているダイヤモンドを使うのも1つの手です。
思い出や思い入れのある記念品のダイヤモンドをリングにあしらうことで、エンゲージリングはより想いのこもったものとなるでしょう。
家宝とも呼べるようなものであれば、そこに注がれる想いもひとしおです。
ただしダイヤモンドを持ち込んでのリング制作は、普通にリングを購入するときとは少し手順が異なります。
そういった点も含めて、ダイヤモンドの持ち込みについて紹介します。
持ち込みダイヤモンドはリメイクに使う
ダイヤモンドを持ち込んで利用するサービスは、多くのショップが提供しています。
しかし、あらかじめ電話などで連絡をとってサービスの有無を確認しておくと間違いがありません。
持ち込んだダイヤモンドの多くはリメイクやリフォームに利用されます。
ダイヤモンドそのものを加工し、宝石にしっくりとなじむリングを制作することで、歴史を重ねたダイヤモンドが新しいリングとなるのです。
これは流行や時代を考慮してのもの。
エンゲージリングにも流行り廃りがあるため、持ち込まれたダイヤモンドをそのまま利用するとやや古びたデザインになってしまうことが多いのです。
思い出のダイヤモンドに手を入れるのはやや抵抗があるかもしれませんが、リングはあくまでもパートナーのために贈るものです。
より新しく洗練されたデザインのリングを贈ったほうが、より喜ばれることがほとんどでしょう。
持ち込みのときに考えるべきこと
歴史あるダイヤモンドを新しいリングに加工して贈る、という流れはとてもロマンチックです。
それほどに大切なものをプレゼントされることで、パートナーは自分がどれほど想われているかを実感できるでしょう。
しかし、ときにはリメイクされたリングが嫌がられてしまうこともあります。
パートナーがより新しいものを好んでいたり、またダイヤモンドの元の持ち主と仲が良くなかったりするとこういうケースに発展してしまうようです。
持ち込みをする前に、本当にパートナーが喜んでくれるかどうかを考えておくことが大切です。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
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